2つの集中力

2つの集中力

卓越したサッカー選手も人間です。試合に挑む際、練習に取り組む際に様々な感情を引きずったまま望むことがあります。私生活で心配事などがあると車の運転中もそのことを考えてしまったり、誰かの話を聞いている時も色んな事を思い浮かべ考えてしまったりします。本来であれば運転だけを考え、話を聞くことだけを考えなければなりませんが、それが出来ない場合が多々あります。

これと同じような心理状態で練習をしなければならなかったり、試合をするということは選手にとっていいことではありません。通常の練習時間は2時間から3時間程度で大人であれば試合時間は90分です。この限られた時間に対して全ての神経を注ぎ集中することが、集中力を保つということの一つの要素ですし、能力の高い選手を育てるためにも大切な事です。このようにその時間内にサッカーの事だけを考えられるような集中力はもちろん大切です。しかし、その試合の中、練習中においては一つだけの事に集中していてはいけません。ボールだけに集中してしまうと『ボールウオッチャー』(ボールだけを注視してしまい自分のマークを外してしまったり、他のスペースに動き出すことが出来ず悪影響を与えてしまうこと)になるなだとか、あそこにパスしなければとそのことだけを考えすぎて、パスだけの選択肢しかないプレーヤーになってしまったあり、あまりいいことはありません。言葉でいうと集中力の枝をいくつも持つ事です。相手の配置、味方の動き出し、キーパーのポジション、ボールの位置、相手との駆け引きなどなど集中して予測したり観察するところは実に多くあります。

様々に状況変化するサッカーでは、集中力のアンテナを多方面に広げなければなりません。

そして、このアンテナの精度が優良な選手ほど素晴らしいフットボーラーと言えると思います。

常に変わる状況下で様々を見て判断してプレーすることが一番楽しくそして難しいスポーツですが、集中力を磨きながら選手たちには素晴らしいサッカー選手に育って欲しいと思います。試合中や練習中に指導者はこの二つの集中力を的確に選手に伝え、常に集中する習慣を身につけさせなければなりません。集中力も技術の一つです。練習や試合に入る前
に心の準備も常に出来ていると催行ですね。
越谷 サッカースクール

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